自治体作成の「富士山カレンダー」
山梨県・富士北麓の市町村は、各自治体内などから撮影した富士山を紹介するカレンダーを毎年作成し、各世帯に配布。一般販売する市町村もある。桜や紅葉、ダイヤモンド富士など四季折々の富士山の表情をとらえた写真を用い、人気がある。例年11月から12月にかけて一般販売が開始される。
富士吉田市は2013年版から一般販売を行っていて、富士吉田市から見た富士山の写真を図柄に、表紙と12カ月分の計13枚を載せている。サイズA2版で、折りたたむとA3版になる。2023年版の販売価格は1部1100円(税込)。道の駅富士吉田や市観光案内所、東京「Cave de ワイン県やまなし」など9カ所で店頭販売。電話(道の駅富士吉田観光案内所)や(一財)ふじよしだ観光振興サービスのホームページからも購入申し込みができる。
富士河口湖町は、同町が毎年開催する「富士山写真大賞」や「富士河口湖町観光写真コンテスト」の入賞作品などから採用、掲載している。サイズA2版で、折りたたむとA3版。2023年版の販売価格は1部500円(税込)。富士河口湖町役場政策企画課で窓口販売(平日のみ)。また、河口湖美術館、富士山世界遺産センター、道の駅かつやまなど町内の施設7カ所でも販売。現金書留による販売も行っている。
忍野村は、同村が毎年開催する「富士忍野グランプリフォトコンテスト」の優秀作品から厳選し、表紙を含め13点を掲載している。2023年版の一般販売価格は1部1000円(税込)。忍野村役場観光産業課窓口で販売するほか、FAXや忍野村ホームページからも購入申し込みができる。
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いずれも、数量限定で販売。郵送、宅配便での購入は送料、代引き手数料、振り込み手数料などが別途必要。
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