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「REBIRTH!富士講プロジェクト」

 山梨県富士山世界文化遺産保存活用推進協議会が進める「富士講」をテーマにした誘客プロジェクト。世界文化遺産としての富士山の価値をPRし、通年型の観光振興につなげるのが狙い。

 吉田口登山道などを登るモニターツアーを開いたり、富士山周辺で観光ガイドをしている人を対象に研修を行う。また、江戸時代の富士講信者の巡礼路を体験してもらう観光を提案。巡礼路を体験してもらう4つの巡礼コースを決定し、コースをまとめたパンフレットを作製。

 パンフレットは「富士参詣の道を往く」と題し、巡礼路ごとにまとめた「御内八海」「富士山道」「鎌倉街道・道者道」「神野路・鎌倉街道」の4種類。「御内八海」は、富士五湖全てを通過して巡礼するコースで、富士講の概要などを解説。「富士山道」は、江戸の日本橋を起点にし、金鳥居や外川家住宅を巡礼する。「鎌倉街道・道者道」「神野路・鎌倉街道」では、室町時代以降に富士講信者が訪れたとされる街道を取り上げている。

 パンフレットは、A2判サイズで折り畳める。道の駅など観光施設で配布するほか、山梨県庁のホームページからダウンロードできる。

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