1つ前のページに戻る

2018.11.14 所属カテゴリ: 山日紙面で見る富士山 / 11月 /

「ふるさとの山」は富士山 山梨、静岡で1位 時計メーカーアンケート

 富士山は山梨、静岡両県で1位-。大手時計メーカーシチズン時計(本社東京)はこのほど、各県在住者や出身者を対象にふるさとを代表する山としてどこを選ぶのかを全国でアンケート調査し、その結果をまとめた。新製品の発売を記念して実施、はがきで応募した有効サンプル1万2500通余を集計した。

 それによると、99%以上の圧倒的得票を集めたのが鳥取県の大山。これに対し北海道や長野、岐阜など多くの名峰に囲まれ育った人たちはそれぞれ心に抱いてふるさとの山のイメージが違うためか票が割れた。

 ちなみに北海道のトップは大雪山(36.0%)、2位は羊蹄山(16.0%)3位は旭岳(8.0%)だった。長野県関係では八ケ岳(19.8%)、御嶽山(18.5%)浅間山(15.7%)の順。山梨県では霊峰富士山が半数近い46.3%を集めたが、甲斐駒ケ岳(33.3%)八ケ岳(14.8%)にふるさとを見いだす人も目立った。富士山は静岡県でも人気一番だった。

 東京は高尾山、神奈川県は丹沢を選択、降灰とたたかう鹿児島県は、それでも桜島が選ばれた。沖縄県では伊江島タッチューが票を集めた。 【当時の紙面から】

(1990年11月14日付 山梨日日新聞掲載)
広告