富士山噴火、山小屋と県が訓練
避難情報伝達を確認

更新日:2019年07月13日(土)

 富士山噴火を想定した防災情報の伝達訓練が12日、富士山5合目などで行われ、県など関係機関や山小屋が情報の収集や発信の手順を確認した。

 富士山が山開きを迎え、多くの登山者らが訪れていることを受けて実施。県や富士吉田市、富士山吉田口旅館組合に所属する山小屋、富士山有料道路管理事務所の担当者らが参加した。

 山頂直下から南部を震源とする火山性地震が断続的に発生、やや規模の大きな地震も発生し始めたことから、気象庁が噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げたとの想定で行った。

 五合目総合管理センターでは、県担当者が市から送られた情報を受け取り、山小屋にメールで連絡。山小屋は無線を使い同センターに宿泊者の人数を報告し、県担当者が県の総合防災情報システムに情報を入力した。

 スマートフォンのアプリ「全国避難所ガイド」の登録者のうち、5合目より上に滞在している登山者に避難情報を伝える手順も確認した。

 県世界遺産富士山課の山本英治山岳安全対策監は「訓練で出た課題や情報を積み上げ、安全対策に万全を期していきたい」と話していた。

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