小山田氏と郡内、歴史を解説
情報紙連載一冊に

更新日:2019年03月11日(月)

 武田二十四将の一人で、現在の大月市や都留市などを治めた小山田信茂ら小山田氏と郡内の関わりをつづった「郡内おやまだ散歩のお誘い」が自費出版された。

 ペンネーム「夢酔藤山」の名で執筆活動をしている男性が、2018年12月に終刊したフリーペーパーの週刊情報紙「フジマリモ」に、16年8月から18年12月まで月1回にわたり連載していた内容をまとめた。

 本書では小山田氏をめぐる歴史を解説しているほか、猿橋や岩殿城といった名所や、富士山信仰や吉田の火祭りなど郡内地方に伝わる文化と芸能を紹介。巻末には、武田信虎が富士山に登頂した出来事を描いた小説「富嶽道中」も掲載している。

 夢酔さんは「今日の郡内の発展を支えているのは、小山田家の治世のおかげ」と強調。「郷土の人物が残した功績を見直してほしい」と話している。

 夢酔さんは東京都在住。房州日日新聞社(千葉)で中世に武家として始まった里見氏の歴史を描くなど、主に戦国時代の武将を題材にした歴史小説を執筆している。

 「郡内おやまだ散歩のお誘い」は200部製作。税込み500円。

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