道志で自転車ツアー
マウンテンバイク 林間、沢を疾走
3コース、宿泊客招く

更新日:2019年02月05日(火)

 道志村移住支援センターなどは4月、村内の山林に整備した特設コースでマウンテンバイクを楽しめるツアーを始める。豊かな自然環境をPRして宿泊客を招き、移住促進へつなげるのが狙い。担当者は「林間や沢を思い切り疾走し、道志の良さを体感してほしい」と話している。

 マウンテンバイクを趣味にしている同センターの大野航輔代表(40)が、村内の森林を観光資源に生かそうと、2017年9月に村や村観光協会の職員らと「道志村農泊実施協議会」を設立。「山梨百名山」の菜畑山(1283メートル)の52ヘクタールの地権者約10人と交渉し、マウンテンバイク用の道を3コース整備した。

 高低差が比較的小さい初心者向けと、沢を通る中級者向けはいずれも延長5キロで、所要時間は約40分。アップダウンが大きい上級者向けは2.5キロ、所要時間20分で、伐採した丸太を使ったカーブを1カ所設け、車体を傾けてコーナリングを楽しめるよう工夫した。

 昨年10月にはモニターツアーを開き、東京都などから初心者を含め4人が参加。大野さんが案内し、参加者からは「マウンテンバイクは初めてで緊張したが、山の中を走るのは爽快だった」(横浜市の団体職員河口秀樹さん)など好評を得た。

 同センターなどは4月からガイドツアーを開始。いつでも自由にコースを利用できる会員制も導入する。

 マウンテンバイクツアーと並行し、道志川の支流を、源頼朝が射抜いたという伝説が残る道志川の花こう岩「的様(まとざま)」まで約300メートル歩く沢登りも計画中。大野さんは「1泊でも村に滞在したいと思えるよう取り組む。その延長で、移住に関心を持ってもらえたらいい」と話している。

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