山中湖拠点に自転車チーム
日仏6選手所属、五輪への機運醸成

更新日:2019年02月04日(月)

 2020年東京五輪の自転車ロードレース会場、山中湖村を拠点にした自転車ロードレースチーム「山中湖シクリスムフォーマション」が3日、誕生した。立ち上げたのは一般社団法人「山中湖サイクリングチーム」(野間耕二代表)。フランスのアマチュアチームとの選手の交換留学など、自転車競技の本場で経験を積む機会を提供し、世界に通用する選手の育成を目指す。地域のイベントにも参加して自転車文化の普及に取り組む。

 チームには、国内トップレベルのレースを走った経験がある18〜19歳の日本人4人と20代のフランス人2人が所属。今後、生活や練習の拠点を山中湖村内に移す。

 チームを立ち上げた一般社団法人は、フランス人の自転車ロードレース元プロ選手で山中湖村国際交流員のボシス・トムさん(24)や有志が今年1月設立した。東京五輪に向けた機運を高め、五輪後も村内に自転車競技を定着させるのが目的。トムさんは主にチームのマネジャーとして活動する。

 チームの所属選手は4月以降、国内のツアーレースや全日本選手権に出場。フランスのアマチュアチームと選手の交換留学協定を締結し、一部の選手は3月末から渡仏する。現地のレースにも出場する。来日したフランス人選手はチームで日本人選手にフランスの言葉や文化を教える。

 ファンクラブも立ち上げ、グッズを販売したり地域のイベントに参加したりして「地域密着型」のチームづくりを進める。

 チームは3日、同村平野のレストランでチームのジャージーや所属選手を披露。スポンサーを募ることも発表した。野間代表は「ゼロからのチャレンジだが、山中湖村を『自転車の聖地』にするためにも努力していきたい」とあいさつした。

会見で質問に答える選手ら=山中湖村平野
会見で質問に答える選手ら=山中湖村平野
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