「テフラ」パネルで紹介
富士山研究所で企画展

更新日:2019年01月08日(火)

 富士吉田市上吉田の県富士山科学研究所は、企画展「噴火の歴史を調べる〜テフラの研究からわかること〜」を開いている。噴火で噴出された岩石やマグマの破片「テフラ」の分析を通して、噴火の時期や範囲などが把握できることを紹介している。

 同研究所火山防災研究部の西沢文勝研究員が監修。テフラの年代を調べる方法や火山学、考古学などの研究で活用されていることをパネルで紹介している。実物のテフラもあり、顕微鏡で観察することができる。

 目玉展示は神奈川県秦野市で昨年夏に採取された地層の標本。約3万年前の地層から、約1300キロ離れた鹿児島県沖で放出されたテフラが確認された。上下の層には富士山のテフラもあり「富士山が噴火している時期に、遠く離れた南九州でも噴火が起きていたことが分かった」(西沢研究員)という。

 3月10日まで。開館は午前9時〜午後5時。問い合わせは同研究所、電話0555(72)6203。

地層標本を示す西沢文勝研究員=富士吉田・富士山科学研究所
地層標本を示す西沢文勝研究員=富士吉田・富士山科学研究所
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