紫ハクサイ、富士北麓の特産に
地元農家など今月から出荷

更新日:2018年11月17日(土)

 富士北麓地域の農家などでつくる「富士山野菜生産者協議会」と県は、富士山麓の新たな特産品にしようと栽培した「紫ハクサイ」を、今月から県内スーパーなどへ出荷している。県は栽培地の適性や売れ行きなどを確認し、地域での本格栽培を検討する。

 県富士・東部農務事務所などによると、市場に出回っていない珍しい品種として紫ハクサイに着目。奈良県の種苗メーカーから種を購入し、富士吉田、忍野、富士河口湖などの農家6軒の協力で夏に作付けし、計約500平方メートルで栽培している。

 紫ハクサイは一般的なハクサイの白い葉の部分が紫色で、柔らかいのが特徴。甘みが強く、漬物やサラダなどに適しているという。

 今月から収穫が始まり、初年度は約300キロを出荷する予定。地元JAを通して、県内スーパーや、静岡県の観光施設などに出荷した。10月に甲府市内で行われた県農業まつりでも販売し、購入者に調理方法や紫色の野菜の感想などを聞くアンケートを実施。12月には生産農家との意見交換会も予定している。

 県の担当者は「生産農家や出荷元などの意見を聞き、栽培を普及するか判断したい」と話している。

色鮮やかな紫ハクサイ=忍野村内野
色鮮やかな紫ハクサイ=忍野村内野
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