富士山あす山開き、吉田口登山道
全面開通、県が確認

更新日:2018年06月30日(土)

 山梨県などは29日、富士山の登下山道調査を行い、山開きの7月1日に、吉田口登山道を山頂まで全面開通することを決めた。

 県や富士吉田市、環境省などの職員16人が参加。二手に分かれて、残雪の状況や登下山道に破損箇所、浮き石がないかなどを調べた。

 県道路管理課や県富士・東部建設事務所によると、9合目より高い場所の斜面に雪が残っていたが、登山道に残雪はなかった。一部でロープが破損するなど補修が必要な箇所が見つかったものの、「30日中に対応できる」として、山開き当日に5合目から山頂まで開通可能と判断した。

 県世界遺産富士山課によると、登山道と8合目から分岐して6合目で合流する下山道沿いにも残雪はなかった。同課は「案内板を設置し、山開きに合わせて開通する」としている。

 調査に当たった同事務所吉田支所の吉野正則道路課長は「無事下山できるよう、登山者は体調を整え、万全な装備で登ってほしい」と話していた。

 静岡県側の三つの登山道(富士宮、須走、御殿場)は7月10日に開通する予定。

吉田口登山道の状況を調べる山梨県の担当職員ら=富士山6合目付近
吉田口登山道の状況を調べる山梨県の担当職員ら=富士山6合目付近
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