富士山入山料を外国人に周知
サイトで協力促す

更新日:2018年06月30日(土)

 県は外国人登山客の富士山保全協力金(入山料)への理解を高めるため、外国語サイトや中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」を通じた情報発信を始める。マイカー規制期間中は5合目へのシャトルバス内で、3カ国語によるPRビデオも上映する。

 県世界遺産富士山課によると、情報発信に新たに活用するのは、多くの外国人観光客が訪日前に閲覧する日本政府観光局(JNTO)運営のホームページと中国で人気が高い会員制交流サイト(SNS)の微博。7月1日からの夏山期間中に情報発信を順次行い、入山料への協力を呼び掛ける。

 マイカー規制期間中には、県立富士北麓駐車場(富士吉田市)から5合目に向かうシャトルバス内で、英語と中国語、日本語の3カ国語によるビデオを上映。5合目の総合管理センターで公開している動画の短縮版で、入山料への協力のほか、安全登山や溶岩の持ち出しが禁止されていることなど登山マナーに関わる情報を周知する。

 県によると、山梨側で入山料を支払った人の割合(協力率)は、2017年が56.9%で16年に比べて7.6ポイント低下。同課の担当者は「外国人観光客が利用するメディアを通じて地道な情報発信を行い、協力率の向上に努めたい」としている。

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