御師の家を交流拠点に
富士吉田の高校生 活用策を検討
富士山信仰も学び反映

更新日:2018年06月19日(火)

 富士吉田市の富士北稜、吉田高の生徒有志でつくるグループ「かえる組」は、富士吉田市上吉田4丁目の御師の家「浅間坊」をコミュニティースペースにする取り組みを進めている。高校生と地域住民との交流拠点にする計画で、スペースの方向性や整備内容を検討していく。

 ふじさんミュージアムによると、浅間坊は1570年には既に存在していたとされる。富士講の衰退後は旅館を営んでいたが、平成に入り廃業。所有者が表門と建物を市に寄贈した。表門は市有形文化財に指定されている。

 郷土愛を育むプロジェクトとして、市がNPO法人「かえる舎」に業務を委託。同法人がグループの指導に当たっているほか、施設改修を行う。

 グループには約20人が所属。コミュニティースペースの整備に向け、地元住民や同年代の学生から活用法などを聞き取り調査する。富士山信仰も学び方向性に反映させていく。建築家らと協議して整備計画を決め、地元の工務店と連携して改修を進めていく。

 11日には高校生が浅間坊に集まり、法人の担当者から事業の進め方などの説明を受けた。同法人の斎藤和真さん(29)は「イメージは高校生と地元住民とをつなぐ公民館。アイデア次第で機能を充実させていくことができる」と話す。

今後のプロジェクトの進め方などを話し合うかえる組のメンバーら=富士吉田市上吉田4丁目
今後のプロジェクトの進め方などを話し合うかえる組のメンバーら=富士吉田市上吉田4丁目
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