富士山、混雑予測で登山者分散
知事会見 安全、保全対策に成果

更新日:2018年06月13日(水)

 後藤斎知事は12日の定例会見で、富士山の世界文化遺産登録から22日で5年を迎えることについて「静岡県や国と連携し、富士山の魅力や保全に積極的に関わっていく」と述べた。登山者の安全対策や富士山の保全対策として、吉田口登山道の混雑予想日をパソコンやスマートフォンで確認できる仕組みの成果が出ているとした。

 富士山は2013年6月22日に世界文化遺産に登録された。県は11月末までに、吉田口登山道の登山者が4000人を超える日をできるだけ減らすことなどを盛り込んだ保全状況報告書を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出する。

 後藤知事は「次の10年に向け、さらに保全を進めるようにすることが重要だ」と述べた。報告書については「高い評価が得られるように取り組む必要がある」とした。

 県世界遺産富士山課によると、県などが運営する富士登山ホームページでは、混雑予想は過去の登山者数のデータを参考に推計し、4段階で評価。今シーズンは「特に混雑」が8日間、「混雑」は11日間と予測している。後藤知事は混雑情報について、「3年間の調査で登山者は分散化している。周知できている」との見解を示した。

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