富士山 全方位で映像監視
県内8市町村 噴火時、避難に活用

更新日:2018年06月10日(日)

 富士山噴火時の避難などに生かすため、山梨県は今月から静岡県側の監視カメラの映像提供を受け、富士北麓、峡南地域の8市町村に配信を始めた。既に配信している山梨側4カ所と合わせて両県13カ所、全方位からの映像で富士山の状況をリアルタイムで把握する。

 県砂防課によると、国土交通省富士砂防事務所(静岡県富士宮市)は富士宮、富士、静岡、御殿場、裾野の5市9カ所にカメラを設け、富士山の様子を24時間撮影。協力を要請し、この映像の提供を受けている。

 配信対象は富士吉田、都留、富士河口湖、西桂、身延、山中湖、鳴沢、忍野の8市町村。専用回線で配信し、各市町村役場などのモニターで常時確認できるようになった。

 県は2015年度、本栖湖(身延町)、河口湖(富士河口湖町)、山中湖(山中湖村)、紅葉台(鳴沢村)からの映像を都留市以外の7市町村に配信を始め、16年度に同市が加わった。8市町村から静岡側の情報も得たいとの要望があった。

 同課によると、県内の富士山周辺市町村は全方位からの様子を監視できる体制が整った。同課は「これまで以上に状況を注意深く監視できる。市町村と連携し、災害などの発生時は迅速に対応できるように活用したい」としている。

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