富士山ヘルメット着用強化 富士吉田市長
貸与「1日10個」目標

更新日:2018年06月09日(土)

 富士吉田市の堀内茂市長は8日、富士山登山者に6合目安全指導センターで貸し出すヘルメットについて、今夏の1日平均の目標貸与数を「最低10個」と明言した。昨夏は4.4個と低迷。市は同センターにヘルメット着用を呼び掛ける専任スタッフを配置するなど周知活動を強化し、貸し出し増加につなげる考えだ。

 ヘルメット貸与は突発的な噴火や落石、転倒などに備えることが目的。市が200個用意し、同センターで貸し出す。昨年の夏山シーズン(7月1日〜9月10日)の貸与数は計316個で、1日平均5個に届かなかった。

 堀内市長はこの日の会見で、「希望の貸与数は(1日)20個以上。最低でも10個を目指したい」と表明。貸出数を増やすため、ヘルメットの重要性を訴えるポスターを製作し、富士北麓駐車場や5合目などに掲示するとした。

 市産業観光部によると、昨年は同センターのスタッフ5〜7人が、安全指導をしたり登山者を数えたりしながら、ヘルメットの貸し出しを促していた。今シーズンは専任者を置くことで、ヘルメット着用を重点的に呼び掛けることができる体制を整える。

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