富士山の文化 山静共に学ぶ
吉田小児童、静岡大宮小と交流
2県の遺産群 互いに訪問

更新日:2018年06月09日(土)

 富士吉田市上吉田の吉田小(池田一彦校長)は、静岡県富士宮市の大宮小と連携して富士山の文化や歴史、環境などを学ぶ取り組みを行っている。富士山麓に住む児童が交流を通して富士山を違った視点で捉えていくのが狙い。5月30日には大宮小の児童が富士吉田市を訪れ、世界文化遺産・富士山の構成資産を見学した。

 吉田小は年間を通して富士山の歴史や環境などを学ぶ「富士山教育」を実施。富士山が世界文化遺産に登録された6月22日を「吉小富士山教育の日」と定め、独自にイベントなども行っている。

 同校は昨年、市を挙げて富士山教育に取り組む富士宮市に連携を依頼。大宮小が手を上げた。今年2月23日の富士山の日には、互いが勉強している内容を動画にまとめ、互いに鑑賞するなどした。

 30日は大宮小5年生の児童約100人が訪れ、吉田小の児童が北口本宮冨士浅間神社内の建物などを紹介した。今後は吉田小の児童が静岡県を訪れることも想定している。

 池田校長は「同じ富士山麓に住む子どもたちでも、県が異なれば富士山に対する考え方や教育内容が違う。交流を通して富士山を多面的に捉えることができる児童を育てていきたい」と話している。

富士山の歴史などについて学ぶ吉田小と大宮小の児童=富士吉田・北口本宮冨士浅間神社
富士山の歴史などについて学ぶ吉田小と大宮小の児童=富士吉田・北口本宮冨士浅間神社
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