「吉田のうどん」高校生が常設店
ひばりが丘高が29日から
スーパーで毎週日曜

更新日:2018年04月19日(木)

 富士吉田市のひばりが丘高うどん部は29日、市内スーパーのフードコートに、うどん店を出店する。イベントでうどん店を構えたことはあるが常設は初めて。同部は「吉田のうどん店が減少している。店を拠点に吉田のうどんを盛り上げていく活動をしたい」と意気込んでいる。

 同市下吉田東4丁目の食品スーパーセルバ本店内のフードコートエリアに出店する。セルバは、同部が吉田のうどんの濃縮だしを開発した際、食品メーカーなどとの仲介役を担うなど支援してきた。同部が出店を依頼したところ、快諾してもらったという。

 今野翼部長は2月、食品衛生責任者の資格を取得。だしは13種類試作したといい「自信を持って提供できる」と胸を張る。麺は手打ちで、キャベツ、ちくわの天ぷら、わかめなどをトッピングする。400円前後の値段で販売する。営業日は原則毎週日曜日で、22日に試食会を開く予定。

 同部が市内48の吉田のうどん店に昨年実施したアンケートでは、約9割が「後継者がいない」と回答した。今年発行したフリーペーパー「うどんなび」でも市内の店が閉店により昨年から7店減少。「吉田のうどんを盛り上げるために店を構えたい」(同部)との思いから出店を決めた。

 同部はこれまで麺やだしの開発のほか、各種イベントでうどんを販売するなど吉田のうどんの魅力や認知度を高める取り組みを行ってきた。今後、店を拠点に子どもを対象にしたうどんの手打ち体験や、店を始めたい人に向けた開業支援を行う考え。

 今野部長は「これまで培った経験を発揮し、また来たくなる店を目指したい」と話していた。

開店に向け、調理場で教諭と打ち合わせる今野翼部長(右)=富士吉田市下吉田東4丁目
開店に向け、調理場で教諭と打ち合わせる今野翼部長(右)=富士吉田市下吉田東4丁目
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