スマホ決済 中国客照準
宝飾業界や富士北麓観光地で導入
旺盛な消費取り込む

更新日:2018年04月17日(火)

 中国人客向けにスマートフォンの決済サービスを導入する動きが山梨県内で広がりつつある。県内の宝飾業者らでつくる県水晶宝飾協同組合は国内外の展示会などでの取引に活用。多くの中国人観光客が訪れる富士吉田市では、市が旗振り役となって、飲食店などに導入を促している。中国マネーを取り込もうと、全国各地でも中国発の決済サービスを取り入れる動きが進んでおり、県内でもキャッシュレス化の流れが加速しそうだ。

 このうち、富士吉田市は4月から、スマホ決済導入に向けた取り組みに乗り出した。市が決済用のタブレット端末100台を購入し、希望する業者に無料で貸し出す。慣れ親しんだ決済サービスを導入することで、富士北麓を訪れる中国人観光客の旺盛な消費を取り込むのが狙いで、担当者は「観光客の利便性を高めることで、市内での消費を促したい」と話す。

 まだ導入する動きは一部にとどまっているが、河口湖畔の土産物店みはらし亭の担当者は「最近、中国人観光客に利用できるか聞かれることが多く、導入を検討している」と話している。

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