カーリング・富士急、再スタート
北京五輪へ布陣整う
今季の目標は日本一

更新日:2017年10月13日(金)

 カーリング女子の富士急は、今月のカナダ遠征から本格的にシーズンに入る。今年1〜2月の日本選手権で3位に終わり、2018年平昌冬季五輪出場を逃した。今シーズンは22年北京冬季五輪に向け、再スタートを切る。日本選手権で初優勝することを今季の目標に掲げ、調整を続ける。

 結成8季目の今季は、西室淳子、小穴桃里、石垣真央、小谷優奈(以上富士急)の昨季のメンバーに、小谷有理沙(東京・工学院大付高)が新たに加わり計5人で臨む。

 昨季は、優勝すれば平昌五輪代表出場権を懸けたプレーオフに回れる日本選手権で3位。要所で氷の状態を読み切れず、ミスショットが相次いだ。チームの司令塔となるスキップの小穴は「ショットの精度、判断力など全てにおいて実力が足りなかった」と振り返る。

 一方で、それまで格下相手に取りこぼしが多かった予選リーグは5勝3敗と強豪以外には負けなし。西室雄二コーチは「着実に実力は付いている。あとは強いチームに勝ち切れるかが課題」と語る。

 チームは長期のオフを取らず、日本選手権直後から平日は体力トレーニング、週末は山中湖・カールプレックスフジで氷上練習を重ねてきた。小谷優が今春高校を卒業し、富士急に入社したことで「試合に出るリードからフォースまで、4人で常時練習できる環境が整った」と西室。小谷優は「昨季に比べ、しっかりトレーニングが積めている」と語る。

 カナダ遠征を皮切りに、12月の長野・軽井沢の国際大会まで国内外で実戦経験を積んでいく。関東選手権で1位となり、日本選手権出場権を獲得することが当面の目標になる。

 代表選考にほとんど関われなかったソチ冬季五輪以降、日本選手権では15年3位、16年2位、17年3位と国内屈指の強豪に成長した。「平昌は残念だったが、ステップアップはできている。5年後に向けてしっかり力を付けていきたい」と小穴。北京に向けた新たな挑戦が始まる。

練習する富士急のメンバー=山中湖・カールプレックスフジ
練習する富士急のメンバー=山中湖・カールプレックスフジ
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