富士山の入山料・協力金に関するアンケート [3]

富士山の入山料・協力金に関するアンケート [3]

 富士山で導入が検討されている協力金(入山料)について、山梨日日新聞と静岡新聞が2012年7月下旬、山梨、静岡両県の登山道(吉田口、富士宮口、須走口、御殿場口)と富士山頂で登山者200人(山梨側100人、静岡側100人)を対象に行ったアンケート。

 62.0%が協力金の導入に「賛成」と回答。「どちらかといえば賛成」と合わせ、162人(81.0%)が理解を示した。環境保護に充てることを条件に賛成する意見が多かった。協力金の徴収には賛同しているが方法については注文も。「トイレ(利用料)で取るのか、入山料そのものとして取るのか」との指摘や、使い道を明確にするよう求める声もあった。一方、「反対」「どちらかといえば反対」は合わせて18人(9.0%)だった。

 協力できる金額は「500円」が43.8%で最多。「100円」と「1000円」がそれぞれ24.7%だった。

 協力金の導入に8割が理解を示していることについて、富士吉田市富士山協力金対策室の細川義夫室長は「富士山の環境を守るためには、登山者も負担することが必要との意識が広がっている」との見方。

■協力金の徴収について(自由記述などの回答から抜粋)

 ・賛成。お金を払うことで富士山の価値が上がる。登山者の意識も変わると思う。=三重県の会社員男性(31)

 ・賛成。火山研究員をしていたが、環境を守るために徴収するのは当たり前。500円から1000円が妥当。高すぎると登山者が来られなくなってしまう。=米国の無職男性(68)

 ・どちらかと言えば賛成。目に見えるように使い道を示してくれれば、協力してもいい。=広島県の会社員男性(62)

 ・どちらかと言えば反対だが、価格による。トイレの利用料を取っているので十分ではないか。=新潟県の会社員男性(32)

 ・反対。自由に気軽に登りたいので。=千葉県の会社員男性(62)

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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