富士山学

富士山学
(ふじさんがく)

 富士山の麓・山梨県富士吉田市にある吉田高は、地域の生活に根差した富士山について学ぼうと、独自に「富士山学」に取り組んでいる。2002年度にスタート。生徒は自らテーマを設定し、富士山についてさまざまな視点から研究をしている。

 富士山学は当初、3年生の一部の生徒を対象に必修科目として実施。「富士山周辺の文学」(国語)「富士山麓の観光開発」(地歴)など五つの科目から構成される授業だった。

 2009年度からは全生徒が富士山学に取り組めるように「総合的な学習の時間」を活用し、履修対象を2年生全員に広げた。

 2011年度は、受け身でなく生徒が自ら進んで学べるように、2年生がテーマ研究を行う。「富士山を芸術する」「富士山と防災」「富士山の動植物」など九つのテーマに分かれ、グループごとにさらに細かい研究テーマを設定。青木ケ原樹海の散策など校外学習も行ってレポートをまとめ、研究の成果を2012年1月に発表する。

 1年生の授業では、2年生で行うテーマ研究での発表に必要な表現力を身に付けようと、ディベートを導入。「尊厳死」や「原発」など社会性のあるテーマで行ったほか、今後は「富士山世界文化遺産登録」「富士山環境保全協力金」もテーマにする予定。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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