富士山に初めて登った外国人

富士山に初めて登った外国人
(ふじさんにはじめてのぼったがいこくじん)

 幕末の1858(安政5)年、日米修好通商条約締結によって日本は長い鎖国政策を解いて開国した。続々と外国人が日本に住むようになり、その中には登山を楽しむ外交官もいた。

 外国人として初めて富士山頂に立ったのは、英国初代公使のラザフォード・オールコックだった。1860(万延元)年7月19日、静岡側の登山口である村山口に到着。この年3月、桜田門外の変が起こっていたため、公使館員ら9人に対し100人の護衛が付いたという。一行は7月26日に頂上に立った。この時、測量を行い標高を4322.6メートルと計算した。

 外国人女性の富士山初登頂は、英国のハリー・パーク夫人で1867(慶応3)年だった。この年は大政奉還が行われている。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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