富士山に初めて登った日本人女性は変装していた

富士山に初めて登った日本人女性は変装していた

 江戸時代の天保3(1832)年、江戸の高山たつが旧暦9月26日(現在の10月下旬)、初めて登頂した。

 富士山は平安時代から信仰の山で女人禁制、つまり女性が立ち入ることを禁止されていた。そこでたつは男装して富士講行者に紛れるようにして吉田口から登った。

 江戸時代に女性は吉田口登山道の2合目にある御室浅間神社(後に富士河口湖町勝山の里宮に移った)までしか登れなかった。そのために神社東南1キロ上に「女人天拝所」が設けられていた。

 【写真】女性初の富士山登頂について紹介しているプレート=富士河口湖・山梨県立富士山世界遺産センター

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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