ぐんないスポット探訪
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天下茶屋 (富士河口湖町) 富士の眺望 太宰も魅了

天下茶屋 (富士河口湖町)
作家太宰治の記念館がある天下茶屋=富士河口湖町河口
 標高1,300メートルの高所に立つ天下茶屋は、作家太宰治が1938年に3カ月ほど滞在した場所で、著書の初版本や実際に使用した家具などを展示した記念館があり、当時の太宰の生活をうかがい知ることができる。

 現在の店舗は1983年に開店。訪れる行楽客らに太宰をしのんでもらおうと、2階が記念館になっている。館内には「斜陽」などの初版本が並び、実際に太宰が使った火鉢や太宰の写真パネルなどが飾られている。1階は食事どころ。ほうとうやおでんを味わうことができ、味を気に入り何度も訪れる“リピーター”も多い。

 創業は1934年。富士山の眺めの素晴らしさから「天下一茶屋」などと呼ばれたが、歴史家やジャーナリストなどとして活躍した徳富蘇峰が新聞に紹介した記事がきっかけで「天下茶屋」と言われるようになった。

 天下茶屋を一歩外に出ると富士山と河口湖の絶景が目に飛び込んでくる。

 景色を写真に収めようとカメラを手に訪れる行楽客も多く、オーナーの外川満さんは「料理と太宰の小説『富嶽百景』の舞台にもなった見事な景色を楽しんでほしい」と話していた。

 ■所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町河口2739


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