ぐんないスポット探訪
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田原の滝 (都留市) 芭蕉が詠んだ清流

田原の滝
松尾芭蕉が句に詠んだ田原の滝=都留市田原
 「勢ひあり氷消えては瀧津魚(たきつうお)」−。都留市田原の桂川にある「田原の滝」は、江戸時代の俳人松尾芭蕉が立ち寄ったと伝えられ、市の名勝に指定されている。

 1682年の江戸の大火を逃れた芭蕉は、弟子の高山傳右衛門を頼って都留に滞在したとされる。句は、田原の滝の氷柱も消え、富士の雪解けで水が増した春の桂川の情景を、清流に躍る魚とともに喜ぶ心情を詠んだもの。

 桂川は富士山から流れた溶岩が長年にわたり浸食されて生まれた「柱状節理」と呼ばれる柱状の岩が並ぶ独特の景観が特徴。1950年代にコンクリートの砂防えん堤が設置され、趣のある渓流景観が失われたが、近年、景観に配慮した修景工事が行われ、美しい渓流美が復活した。

 滝にかかる佐伯橋のふもとには、1948年に建立された飯田蛇笏の揮毫(きごう)による句碑と、句を詠む芭蕉の石像があり、多くの人が句碑巡りに訪れている。

 ■所在地 山梨県都留市田原


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